Forever Plaid@久留米 に行った話


※少しだけ演出の話があるのでネタバレ注意です。

これは4月28日に博くんが出演しているForever Plaidというミュージカルを観劇しにはるばる久留米に行ってきた話、という名の、松岡さんとお話してしまって脳内てんやわんやだったというただの感想です。
ミュージカルの内容の話はほとんどありません。あえて言うならプラッズ最高だったぜ。

まずこの話はチケットが到着した所から遡るのですが、私の手元には久留米公演とグローブ座公演の2回分が届く予定でした。無事に郵便屋さんから青い封筒を受け取り、まず久留米公演のチケットから封を開けるとそこにはA1列の文字が。

??????

三度見くらいしました。え、ドッキリじゃないよね?と一度チケットを畳みました。
そもそもA1列とはどこなんだとはやる気持ちを抑えて石橋文化ホールの座席表を確認しに行ったのですが、何度確認しても一番前な訳ですよ。その前にオケピのあいうの席が薄く見えるんですが、それを除けば最前列なんですよ。これは事件だと思いました。

そんなこんなで当日になりまして、最初は実感が湧くというのを通り越していたので、何も感じなかったのですが、文化ホールの前に立った瞬間、自分が出演する訳でもないのにそれくらいの緊張が私に襲いかかりました。あれ、これもしかしたら私も本番なのかなって。私も久留米で初日迎えちゃうのかなって。

そもそも10年追いかけてるアイドルのミュージカルを最前で観劇出来るって何なの。

私もう前世にどんな徳を積んできたんだろう。そして来世の為に私はこれからどんな徳を積めばいいんだろう。我が一生に悔いなし。因みにこの時はまさか松岡さんに話しかけていただける席だなんて1ミリも思っていなかったので、頭の中は長野博でいっぱいな訳です。博くんを近くで見るなんて、過去にコンサートで1階スタンド2列目が当たった時がMAXでして。あの時も死ぬほど近かったけど、今回はもう近いとかそういうのを含めた上で一度死ぬんだろうな、と覚悟を決めていました。

そしていざ会場入りしたのですが、席に着いた途端、目の前に広がるセット。あいうの席がない。やはり最前列だった。そして隣を見れば通路なんですよ。前回の内容をご存知の方はわかるかと思いますが、このお話は最初に通路からステージに上がってくる場面があるんですね。いや、さすがにここは通らないだろう…と自分を落ち着かせていたのですが、係のお兄さんが通路の整備し始めたんですよ。そんな事ある?この通路通っちゃう?REALLY??

そんな脳内パニックのまま開幕したのですが、結論を言うと、隣の通路をプラッズが通って行きましたし、スパーキーに西暦を聞かれる役に選ばれました。死にました。

松岡さん演じるスパーキーが客席降りてくるんですけど、私の目の前にいるんです。あのスパーキーがいるんですよ。なんならあの太朗くんだった松岡さんが今はスパーキーとして目の前に立ち止まって私の事を見てくれているんですよ。目が大きくて綺麗だし顔小さいし綺麗だししかっこいいし綺麗だし、とにかくテンパりすぎて、気付いたら私は引き攣りながら微笑んでいました。

スパーキー「今、何時代ですか?」
テンパる私「………へ、平成?

ここは「2016年」って答えて「えっえー!?!!?」ってなる場面なんですが、テンパりすぎた私は何度も観劇しているのにも関わらず平成って答える始末。おいおい平成は日本の元号だろう。ここは日本の設定じゃねーんだ!!!出直してこい!!!!
因みにその後、スパーキーが笑いを誘いつつ西暦で教えて下さいと優しく聞いて下さったので、無事にお話は進んでいったのでした。

まあ、正直最初の衝撃が強すぎて、キャパオーバーしてたよね。今思い出そうとしても最後の方は記憶が所々飛んでいます。

博くんはジンクスそのもので、楽しそうに歌いながら3人と目を合わせて笑ったり、ちょっかいを出しに行ったりしてるのが印象的でした。
基本的に博くんが楽しそうにお仕事をしているのなら何も言う事はありません。幸せです。

最後にステージで挨拶をしてくれた時に、客席もみんな立ち上がって拍手をしていたんですが、4人が帰る時に手を振ってくれていたので、私も両手を小さく振ってみたのですがそしたらなんと松岡さんがニコッと笑って両手で振り返してくださいました。勘違いでもいい。


そんな感じで私の久留米公演は幕を閉じたのですが、正直心の中では幕上がりっぱなしで一向に終わらなそうです。
内容は相変わらず本当に楽しくて歌も聞き惚れるナンバーばかりで、何度でも観たいと思える作品でした。実際に後4回観ます。

博くんも松岡さんも慈英さんも壮馬さんもとっても素晴らしい役者さんだと改めて感じたし、Forever Plaidが何度でも再演するといいな、と心から思います。大好きな作品です。

ありがとう、Forever Plaid